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マリンロード畑通信
SAVE THE CORAL REEF.

美しい海を作るため、サンゴの生育環境を「守り」「育てる」お手伝い。
サンゴ再生プロジェクトツアーに参加しました! マリンロード専用のサンゴ畑を作っていただきサンゴの植え付けを行いました。 美しい海を取り戻すために私たちが出来ること。
みんなで植えたサンゴは、三年後くらいに産卵を始めます。美しい海が戻りますように、伊東で楽しみに待っています!

Vol.21 2021年12月18日

ALLチェック!

ハイサイ!今回は全養殖場のすべてのサンゴチェックでやってまいりました。全部で3か所、いったい何千本あるのだろうか?状況によっては配置換えもしなければならない。
海人と私だけでは当然終わらないので、今回は石垣島の地元ダイビング仲間にもお手伝いいただきながらの作業となりました。
当然今回は人手がカギになるので、助っ人として、前回の経験者であるタクちゃんと期待の新人ハヤトを加えメグドンも入れた豪華メンバーで挑みます!
そんな新人ハヤトは初の石垣で頭の中はリゾートモード全開。海の色を見るだけで大喜び!石垣といえばマンタ(もちろん見にいけないけど・・・)も見る気満々での参戦です。
丸一週間の戦いが始まる・・・。

初日、皆超元気!ハヤトにおいては石垣の思い出作りといわんばかりにパシャパシャしまくり!潜る前はいつもこんな感じ。

メインの養殖場。マジでここはやばい!見事すぎる。大きさ、種類、色、サンゴに集まる生きもの達。まるで楽園。ここだけでファンダイブ出来ちゃう!

マリンロード畑のサンゴたち。まじでかくなった。植付当初と見比べてみよう。
画像左から 植付当初→数年後→2021年12月現在

指サイズから始まり、今ではこのサイズ。もちろん産卵しています。
ちなみにこのサンゴはマリンロードのゲストの皆さんが実際に植え付けたもの。
すごくないですか、なんて夢のあることでしょうか。皆さんも植付できますから、是非やってみましょう。

そんなこんなで数日が過ぎ、潜水を終え船上に上がると・・・・。

この光景!!!たまった疲れと寒さで撃沈!それにしてもメグドン。タオルをかけてるが、ここまでほっかぶりが似合うのは農家のおばちゃんかメグドンか!さすがです。
少し前はねじりはちまきで海人かメグドンかというほどでしたが、新たな才能を見せてもらいました。
で、横で撮ってること気づくと・・・

そろってピース!!! 嘘でしょ!さっきまでの撃沈ぶりとは思えない、この変貌ぶり! ある意味プロだわ。。。
あとは作業の合間にやたら目に入ったこいつで締め↓

バカでかいナマコ70cmくらいある!!!

毎回目に入るから最後にチェックしたらやっぱりいたウミウシカクレエビ。プチファンも楽しんだメンバーでした。
今回もいろいろありましたが無事終了でき一安心です。
こんどは皆さんも植付やってみましょう。自分が植えたサンゴが育つ、最高ですよ。ではでは。

Vol.20 2021年10月30日

魚が乱舞!

第20回 魚が乱舞!

今回はコロナの影響でほぼチェックに来れないでいたので、超久々に石垣島へやってきました。
マリン畑というより各養殖場のメンテナンスのお手伝いが主で来たのですが、今回も地獄のメンテとなりました。
いや~潜った潜った。長いときは1本2時間半超え!さすがに石垣でも寒く感じる!!!
そして今回のおともは前回同様、タク&メグドン。とにかくマリン畑を見てみましょう。

モリモリ状態でした。そしてミスジリュウキュウとデバスズメが群がっちゃってる!!!!
これは見ていて気持ちがいい。ということで今回はおしまい。その他、もろもろ余裕ナッシングでした。ではでは。。。

Vol.19 2021年5月24日

地獄のナイトダイブ!

第19回 地獄のナイトダイブ!

ハイサイ。マリンロードサンゴ部隊隊長のタケです。今回は産卵を確認するべく、超気合入れてやってきました。さかのぼること数年前同じ思いでやってきたこの時期。見事産卵を直撃し万々歳で帰って来たのを思い出す。が、それ以降は、コロナで動けずなし、そして実はいつも、5月末の大潮は春のダイバーズデーで時期がずれ見れず。今回はダイバーズデー中止、大潮前から入り大潮後に戻る予定も完璧。いろんな失敗を重ね今回に挑む!
なのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
今年の石垣は水温上昇が速くすでに28~30°もある。これはやばい。しかも4月の大潮&ゴールデンウィークで『大産卵!!!』なんてSNSで騒いでる。
終わった。。。
いやいやまだやるはず。あきらめずに毎日入る。そんな毎日が続く。

まずは今回の産卵のために集まった産卵部隊を紹介しよう。(メグドンはいつもだけど・・・)
右が言わずと知れた、島人化したメグドン。左は新顔タク。初来島の彼は、もう夏の石垣の空と海を焼き付けるべくスマホでパシャパシャやってました。
まあ、この天気、この雰囲気だからしょうがないけど、このあと彼は地獄を見ることに。。。この段階ではテンションあげあげ。
とにかく日中は各畑のメンテナンスを。

これはスギノキを集めたレーン。養殖場の整理とメンテを終えた後の1枚。実に素晴らしい光景。お花畑状態。
ちなみに、1ダイブの潜水時間2時間超えで4ダイブ。朝出船しひどいと夜19時まだ水中。てか、日が沈まない、どうなってるんだ石垣島。間隔麻痺!!!
あげく、港に戻らずそのまま、ナイトへ突入。

まずはパンドル(卵のカプセル)チェック。産卵前のサンゴは表面にピンクやオレンジ色のパンドルが出てくる。ん~出ていない。すべてのサンゴをチェック。
が、初日は撃沈。
2日目、日中は同じ繰り返しでナイトへ。そういえば、観光客のようだったタクのスマホ撮りは2日目からなくなった・・・。

左に見える傘みたいなやつは、パンドル回収ネット。本当は有性生殖という卵からサンゴを育てるときに使うものだけど、潜っていない時間に産卵してもわかるようにつけています。
そして・・・・やっぱ産卵なし。もうすでに島人メグドンはやる気なし。「もう、おわっちゃってますよ!」のとどめの一言が。
これらすべてメグドンの作戦。隊長の気持ちを折り、ナイトをやらずに済ませようという作戦が、日中からちょいちょい出てくる。まさに後から効いてくるボデーブローのよう。
そんな心を折る作戦にはまるまいと気を引き締めなおす隊長でした。(実際は半分以上折られていた)

そして数日が過ぎたころ、俺の心はサンゴのようにポキンと折れ、一晩ナイト中止に。。。
その夜、本物の島人から電話が入る、産卵見れました。西のエリアでは産卵あったようですよ!。まじか!己の弱気心を恥じる隊長でした。。。

ナイト最終日。日中にメグドンから一言。「あんまり産卵産卵いうから夢に出てきた。だからきっと正夢で見れますよ」だってさ。あんなにジャブかましてきたメグからまさかの発言が飛び出し、俺も「よし」と今日決める!と決意を新たに挑む。ちなみに写っているサンゴはマリンロードサンゴ畑。さりげなくピースするメグドン。さすがだ。
んで、タクとメグドンを見ると、サンゴ見ないで俺見てるし。完全カメラ目線。ライト照らしてる意味なし。サンゴ見ろ合図だしたあとがこちら↓

 

ちゃんと見てる。が・・・肝心の産卵は見られず終了。

最後は記念撮影しおしまい。。なにはともあれ、お疲れさまでした。来年こそは養殖場の大産卵を見てやろうと心に誓う隊長でした。

Vol.18 2021年3月25日

ラーメン大発生!

第18回 ラーメン大発生!

3月といえば、「海藻」。
今年はモズクもかなり採れている。ということはやばいことになっているであろうという予想の中、来島。今回のお供は初登場の翔くん。
登場といっても今回もいろいろあり本人の写真は一切なし。そしてやはり暑い。水中は石垣にしては寒い22°台。伊東に比べれば天国ですが・・・。
そして今回のメンテノの旅はいろんなお手入れ&畑作りで参戦。

で潜ってみると、でた~~~~~~~~~~~~~。ラーメン地獄。(ラーメンとは勝手に名付けた海藻)
もうヤバイ量。サンゴ見えないし・・・。こいつらはよく言う流れ藻というやつで、流されてひっかかっているだけ。それがもうやばいのなんの。
これから地獄の除去作業の開始。ただひたすら除去・除去・除去。。。疲れた。
除去後は別の仕事に取り掛かる。

ちなみにでっかいハンマーもってるのが翔君。スキンのかぶりでマスク越しなのでちっとも顔は分からない。企業さんの畑作り中。

完成するとこんな感じ。おお~、頑張った!これは潜った俺たちしか分からんか。大変だった。。。いや自己満足。

続いてこちらの写真は試験養殖のサンゴ。サボテンミドリイシ。沖縄県から許可取って試験的に養殖している奴の育成記録を撮っています。
B-9 マルヅツとプレートに書いてあるのは特別採捕許可というやつの同じく育成記録。これらは我々一般には出来ないことで、ちなみに海人も一緒です。

 

こいつはウスエダミドリイシ。黄緑色で超きれいなやつ。こいつは何かというと、ガレバ化した死滅サンゴに移植テストしている個体。
アップだと分からないので、引いて撮ったのが↓

めちゃくちゃでかい死滅したテーブルサンゴの上に乗っかってるのがテストサンゴ。こいつらの育成記録もつけています。
ということで、今回もマリン畑は行かず・・・。何しに行ってるのか?分からなくなってきた、マリンロードサンゴ部隊でした。次はちゃんと見てきます。

Vol.17 2021年2月24日

NEW養殖場!

第17回 NEW養殖場!

今回は新しい養殖場つくりのお手伝いで参上。ホマレともどもやってきました。
なので今回もマリン畑には立ち寄らず。こんな感じで養殖場を作り、なんと1000本の新たな苗を植え付けました。
その時の様子をどうぞ。

鉄筋打ち込み、ワイヤーメッシュ取り付け、サンゴ差し込み用パイプ加工を行っています。
サンゴ株分け、苗確保、移動、等、苗つくり前の準備風景。
サンゴ苗を植え付ける土台と苗を基盤に定着させる専用固着材を準備しているところです。
不要な部分や付着している貝類を取り除きながら、専用固着剤に針金でサンゴを固定していきます。固着剤は海の成分が配合された、海にも苗にもやさしい素材でできています。
作成した苗を植付。
1000本分の新たなサンゴ畑の完成です。数年後の産卵サイズに育つようメンテナンスを行いながら見守っていきます。畑作成にかかわった多くの皆様に感謝。
Vol.16 2020年11月26日

余裕なし!

第16回 余裕なし!

今回はぶっちゃけ、マリン畑に関しては何もできなかった。てか、見てもいない!!!
というくらい余裕なくサンゴのお手伝い。

この道、実はドルフィンファンタジー石垣のイルカ飼育施設へいく道のり。なんか島国っぽいから撮ってみた。
ただのあぜ道なだけなんだけど。施設につくまでに、アフリカマイマイやオカヤドカリ、キジ、ネコ、車と同じスピードで地面を走るちっこい鳥によく出会う。
あとはヤンバルクイナじゃないけど飛ばない○○クイナという鳥なんかもいる。

これは養殖場の風景。モンツキアカヒメジが群れなして行進しているところ。
で・・・・今回の旅は終了。忙しすぎて何もできずに終わった。ちゃんちゃん。画像も唯一の2枚のみ。では次回へ・・・。

Vol.15 2020年10月27日

調査!

第15回 調査!

やってまいりました、石垣メンテの旅。もうひそかに15回目。今回は新たな養殖場をつくる為調査と場所覚えやテストなどなど通常メンテのほかやってきました。
今回も一人旅で現地合流でやっぱり(メグどんとタイガ)。まずは空港にお迎えに来てもらい(けっこうビップよ俺)港へ向かう途中。腹ごしらえ。
「ちねん」漢字だかカタカナだか忘れちゃったけど、ここでの「おむささ」がうまい。おにぎりにササミを載せて、マヨとソースをぶっかけ食う!これがめちゃうまい!!!
地元流の食い方があるようで、メグどんに指摘を受ける。どうせ俺は内地のよそ者ですよ と思いつつ さりげなく俺は通的な感じでまねして食べる。とにかく、うまい。
そしてやはり暑いイシガキ!飲みすぎ→腹ゆるいの無限ループに今回もはまり、始まりはトイレからスタート!!!
手始めにマリン畑から見てみましょう。

いい感じで育ってる。やっぱ魚も増えたし言うことなし。右の画像が植付当初。ほんとデカくなった!まさに親の気持ち。
動画のほうがわかりやすいから見てみて。マリン畑に集まる魚に注目!

ここからは別場所にある養殖場をチェック。ここは養殖場の周りに素晴らしいサンゴ礁が広がる場所。入ると当然伊東では見られないやつらがいっぱい目に入る。
メンテナンスの合間はプチダイブで楽しむ(息抜きですよ、さぼってませんからね・・・)

まず目に飛び込んできたのはオウゴンニジギンポ。よくみたら周りにいっぱいいる。

これなんだか分かる!サンゴ棚のサンゴに隠れてる。

コブシメGET! ここはコブシメの産卵場所で実際サンゴメンテをやってるとすぐ横で産卵している奴がいるほど。伊東でいうアオリイカ的存在。

ヒフキアイゴやセグロチョウチョウウオなんかも普通にいる。沖縄だから当たり前だけど。いつか伊東でも見つけてやると心に誓う隊長でした。
もちここのサンゴも凄い!養殖場の最終形態はここにあると常々思う。

まじかっこいい。こんな感じなるように、いつか養殖場のサンゴたちもしてやると思いながら今回の旅は終了。
次は来月かな・・・。ではでは。

Vol.14 2020年07月14日

NEW畑!

第14回 NEW畑!

夏真っ盛りの石垣。もう激暑!ほんとここは日本ですか?と思うほど。そして毎回のこと、暑さにやられ初日はやっぱ飲みすぎで腹ゆるい・・・。
で今回は前回畑の植え替えを行ったのでどんなもんか気になるところ。早速マリン畑から見ていきましょう。
あいにく水真っ白で色悪いけどご勘弁を。

かなりでっかく成長している。てか、何よりタイガがちとうざいけど・・・。今回のお供は「俺、石垣のサンゴ部長」とかってに思っているタイガ君。メグどん差し置いてそりゃないでしょというところですが、頑張っていきましょう。

いやいや、魚がどんどん増えていく。サイズ的には幼魚の集まりが多く幼稚園といったところ

そして、マリン畑のお隣さん本場養殖場はモリモリのサンゴ。こりゃヤベー。でかいの1m幅越えてる。

近づくと        デバきたー!    半端ない数!!!!!! もうこれだけ見てるだけで 幸せ💛



そして、今回注目サンゴはこちら↓ オオヅツミドリイシ!

大筒だけにオオヅツなのか。皆同じ太さで伸びてる感じ。先端が紫色なのがチャームポイント。
今回の旅もバタバタでしたね。いつもだけど。ではでは今度は秋ですかね。ばいなら。。。

Vol.13 2020年02月15日

植え替え!

第13回 植え替え!

ハイサイ!
今回は今までの畑仕様ではサンゴが成長しすぎて狭くなったので、新たな畑を作成し移行作業!
鉄筋うちから植え替えまで一気にやってきました。そのため、今回は植え替え作業ネタのみ。元の畑にいたお魚たちも移行に伴い逃げないように新畑へ一緒にお引越し。
それが何よりたいへんでした。

これが植え替え前のマリンロード畑。ちなみに写っているのは今回のおともメグドン。移行前に記念撮影でピース!

そして、突然ポーズとりだす。一つとしてカメラ目線じゃないのは「 さすが! 」。しかも魚をわざとらしく指さすとは、やらせ感ハンパないけどこれまた「 さすが!! 」。

 

左:新畑の土台

右:移行後

これでもうサンゴ同士がぶつかる心配なし!


植え替え後も魚もちゃんと移ったし、一安心。そして私が植え替えましたばりに、様子をうかがうメグドン。

 

サイズも25cmまで成長し、良い感じ。固着材なんか完全に取り込み覆いかぶさっている。あとは産卵だけですね。楽しみ楽しみ。
ということで今回の石垣の旅はおしまい。バイバイキン。

 
Vol.12 2019年11月27日

鬼の一週間!

第12回 鬼の一週間!

ハイサイ!
今回は先月から一月後という早い訪問となった石垣メンテ。
まずは相変わらずの気候の違いに驚かされる。すでに伊東では上着を羽織らないと寒いというのに、ここ石垣は常にTシャツ、短パンでOK。
そして太陽が出て風が無ければ汗をかく暑さ。ホント日本ですかここは・・・。おかげで、相変わらず初日は飲み過ぎで腹壊す。。。いらぬパターン化してきた。
そして今回のおともは現役イントラ「ホマレ」!今回は畑移動というお仕事のお手伝いもあり、助っ人ありで参戦。
行も、部屋も、飯も、帰りも、常一緒。ホマレ尽くしでお腹いっぱいの一週間でした。
では、早速マリン畑から行ってみましょう。

まじ今年、産卵するんじゃないかと思うほど成長している。固着材が見えなくなるほど覆いつくす感じ。今年は期待しちゃいましょう。
実はついた初日に午後から早速潜水作業。もうヘトヘト。でもこういうの見ると力に変わる。

初日は風なく、太陽出まくりのいい一日でした。
夕日に癒され一息。
ちょうど日没直前だったので、あわてて1枚。

ほんとは真ん丸太陽が超でてたのに、

ホマレ

走る

間に合わず・・・。というシーンでした。

2日目以降は・・・曇り・曇り・強風・雨・強風・曇り・雨・強風と天気はコロコロ変わり、悪天候つづき。まちがいなくホマレ!
雨男ということが判明。いつもホマレと来ると天候不良。寒かった!!!
で、今回のもう一人のおともは、もちろん石垣の海人と化した「メグドン」!!!
初日の夕焼けが嘘のようなMAX曇りでめちゃ寒い。寒さでおかしくなっているおとも達でした。(笑顔は最高だけど)

 

サンゴなんもやってないじゃんと思われそうなので、仕事風景も

メグドン:サンゴ乗せる土台作り

ホマレ:大きくなった苗を新たな固着材へ付け替え

一応、やることやってます。

【9:1】ってとこですかね。


仕事?遊び?想像に任せます・・・

そんな中、サンゴ下に隠れるイシガキフグを発見!
どうしてもやりたかったこの一言

「イシガキだけにイシガキふぐ」

。いや~すっきりした。フグと絡ませるの大変だった。にげるし・・・。

他にも鉄板な奴らも。ツバメウオやヘコアユ、デバスズメは完全居ついてる。いつもいる。

 

そろそろサンゴに戻ります。。。大きな養殖場のほうでは60cmを超えるサンゴたちが立派過ぎる。

 

今回注目のサンゴは↓こいつ    スギノキミドリイシ。

 

ニョキニョキ生えてて青紫色でとってもキレイ。枝状のサンゴが一面に広がったらかなりカッコイイはず。どんどんデカくなって欲しいですね。

と今回はこんな感じでした。何が鬼だったか・・・。いう間でもなくすべては「ホマレ」。一週間、彼女ですかくらい一緒にいた、いやいや嫁ですか!
いやいやいやそれ以上でしたね。しかも常に悪天候!!!!!
まあ、そうは言っても鬼の潜水を耐え抜いた猛者たち、なんせ1ダイブ130分越え。頑張ってもらいました。よしとしましょう。。。。

Vol.11 2019年10月29日

20cm突破!

第11回 20cm突破!

前回のメンテより3ヵ月空いた・・・。水温上昇による白化やいくつも到来した台風やらで心配しかない状態で行ってきました。
そして今回もまずは気候の違いから始まる。伊東ではすでにTシャツ、短パン、サンダルでは寒い。なのに・・・石垣は裸でいける!気温26~28℃とほぼサマー。
初日はたいてい温度差について行けず、水分摂り過ぎで腹壊す!石垣にきだし約4年、やっと学んだことが「飲みすぎるな」長い道のりだった・・・。
初日気をつけた分2日目に油断と反動が。。。やっぱ腹壊す。学べてなかったことが解ったところからのスタート。

マリンロード畑のサンゴ。みてみて、ついに20cmオーバー!でかいやつは25cmくらいある。もう産卵しちゃうかも!!!もりもり育ってます

デバスズメとミスジリュウキュウが

わんさか

集まってる


これは素晴らしい、まじ来年期待しちゃう

続いてお隣の養殖場は

左)規模がちがう!!!
赤い枠で囲ったのが30cm定規

デカすぎる。

右)魚の量もサイズもちがう!!!

マリン畑もここまで絶対育ててやる

意気込みだけは負けてません。

それにしても写真撮り失敗。。。白濁りしていて細かい巻き上げがあるときに内臓フラッシュたいちゃったら、超マリンスノー(白い点々)
素人か、、、いえいえイントラです。こんなこともある今日この頃・・・
で、下の画像は各種ご立派なサンゴたち。みんなに見てもらいたいほどきれいな場所です。

 

そして、今回注目のサンゴはこいつ「トゲスギミドリイシ」ほんとはもっととげとげしいけど、この養殖ではあまりトゲトゲしくない。
ニョキニョキそだってほしいサンゴで大きくなったら枝を広げてかっこいいサンゴになるはず。今後が楽しみ。

 

そんな畑の柱部に隠れていたツバメウオ幼魚。そんな時期なのかいっぱい見かけた。サンゴをみつつ合間にフィッシュウォッチングするのも楽しみのひとつ。

さらに遠方の養殖場にも行ってきた。
ここは数少ないサンゴ礁が残っている場所。今回は生物はあまり撮らなかったけどめちゃいっぱいいる。

と今回はこんな感じでした。来月11月にも行くので、そのときまで・・・。ではでは。

Vol.10 2019年07月04日

梅雨明け直後!

第10回 梅雨明け直後!

前回の5月から丸一月開き7月頭。沖縄地方は梅雨明けたばっかり。
のはずが・・・曇り、雨、暴風と天気は微妙。たしかに晴れれば、完全夏日で暑い!曇っていても気温は30℃以上あるけど、なんて言うか
沖縄の夏といえば、「どこまでも青い空に白い大きな雲、エメラルドグリーンとコバルトブルーの澄み切った紺碧の海、そして広大なサトウキビ畑を両脇に見ながら水平線を望む
一本道」なはずが・・・・・カミナリ注意報と暴風注意報が出てるは、常曇ってるはで俺の夏の沖縄イメージはいっきに崩されたところからスタート。。。
しかも、到着初日は、度干潮にあたり船降ろせないは、次の日、暴風で出船できないはで、後は帰る日のダイビングをしない日はピーカンの超晴れ!
でもまあ、予定通りいかないのも旅の醍醐味(仕事だけど)とこの状況も楽しみながらの石垣メンテでした。

早速、マリンロード畑の様子から行ってみましょう。
もう、かなりな大きさでお魚パラダイスと化しています。各サンゴに幼魚たちが集まり、団地状態。とにかく賑わっています。
下手すれば、来年あたり産卵するかも。楽しみです。

で、ここからはお隣の養殖場ネタ
とにかく、もうサンゴ礁のようです。小さくても20cm~30cm。でっかいのは60cm~80cmくらいある。
色、形、共に楽しめ、集まる生きものも群れてる。立派に育ったと関心しながらうなずきまくる隊長でした。

こりゃすげー!同じ種類を集めたレーン。お見事としかいようがない。

左右の画像は各種を集めたレーン。
ここまじで、やばい!!!

もうきれいすぎる

サンゴの隙間を出たり入ったり
見ていて飽きないし、スゲー癒される。

養殖場とはいえ、完全ここでファンダイブ何本も出来ちゃう。
それぐらい十分な種類の生きものと美しい景観がある。

そして、今回注目のサンゴはこちら
スゲミドリイシ
先端部がピンクや紫色で見た目もかわいらしい。女の子に人気のサンゴ。

 

ん~。
人気があるのもうなずける。

とにかくきれいでかわいらしいサンゴです。

最後は養殖場に5月から居ついてる、こいつ。
カミソリじゃないよ、ヘコアユです。
いっつも逆立ちしながら集団行動してる。つかれないのか不思議。養殖場内をフラフラしながらサンゴの上に集まっている。伊東には来ない種だからより新鮮。

 

と、今回はこんな感じでした。ちなみに今回のおともは、やっぱりメグドン。あまりに忙しく、メグドンネタを取り忘れたのが一番の失敗。
次回は夏終わってから、伊東の台風シーズン後に予定。すでに、水面際はその時によって32°をマークしているから白化が心配。
俺が行くまで無事でいてくれ!と祈る隊長でした。それではバイバイキン。。。

Vol.9 2019年05月20日

ついに産卵!

第9回 ついに産卵!

今回なにがなんでも「産卵をGETする!」という意気込みでやってきました。
日中は怒涛のメンテで夜はでっぱりの観察。なんてこともあり、今回のおともはバリバリ現役インストラクター【ホマレ】。
ちょっと隊長一人では不安なので・・・。
しか~も、産卵下調べもバッチリ。気合ばかりが先行し、目から火花を散らしすぎて、来島初日は疲れまくった隊長でした。。。

で・・・・結果は。   見事GET!!!!!!!!! マルヅツミドリイシ

 

19:30頃からスタンばり、産卵の兆候があるかをチェック

1本1本表面を確認してたら、むむむ、これはもしや!


表面にパンドル(ピンク色の小さな粒)が現れ、時間と共に表面にくっきりと出てくる。

色は違えど種類は同じ。
ピンクのツブツブ分かる?

こいつがパンドル

慌てて、ホマちゃんを呼ぶ
てなことしてたら、いきなり始まっちゃった!
まじビビッタ!!!!!!

突如一斉に産卵スタート。
音もなく海面にゆっくりと浮上する様子は神秘的。

同じ種類のサンゴたちが声をそろえたかのように一斉に産卵に至る、不思議ですね。

養殖を始め一から育てたサンゴの産卵
ひとつの結果が出て、本当にうれしいです。

いや~それにしても焦った!いきなり過ぎだったから、慌ててシャッター切りまくったし、動画も撮りまくった。
しかも、当日海はシケ。海上では8~9mの風が吹き、ウネリまくる水中。体はぶれるし安定しない。
慌ててるもんだから、ライトが付いたり消えたらり、画面はブレまくるし、なかなかうまく撮れない。
んで、その証拠が以下↓(みずらい動画だけど、ご勘弁を)

 
  

今回はナイトのサンゴの様子も紹介します。夜の方がポリプを大きく広げ、闇の中に浮き出る色合いもビューティフル。
結構きれいですよ。

今回は日中のメンテや肝心のマリンロード畑情報、養殖場風景、そこに見られる海の生きものたちなどなど、たくさん撮ったし紹介したいけど・・・。
すでに産卵で力尽きた隊長のため、そのお話は次回また。
なにはともあれ、産卵見れたし、よしとしようと勝手に納得している隊長でした。
ではまた。。。

Vol.8 2019年04月17日

海藻爆発のはずが!

第8回 海藻爆発のはずが!

気付けば4月。そうこの時期は海藻が元気になりすぎちゃう時期!昨年を思い起こすと、海へ入った途端目を疑う光景が!!!
サンゴが見えなくなるくらいの流れ藻が絡みつきなんだか分からなくなる。。。おぞましい・・・・・。
のはずが・・・・・・・・・・・。「あれ、たいしたことない!」というまさかのスタート。
実は「もずく」も最盛期のはずですが、今年は少し元気がないと海人が言ってました。太陽光と雨の関係が大きいようです。

ちなみに、今回隊長は毎回気温と天候が読めず服のチョイスをまちがっていましたが、今回は事前調査も相まって、成功!
太陽が出れば25℃を越え、寒くても20℃~22℃はある。快適すぎる。なにはともあれ幸先いいスタートを切った今回のサンゴメンテでした。
そういえば、春休みも終わり次に控えるはGW、にも関わらずなんでこんなに観光客がいるの?人でごった返している、恐るべし石垣バブル。あやかりたい・・・。。

早速ですが、今回のサンゴのおとも、やっぱっりメグドンです。まずは遠方の名蔵湾エリア。なぜかこの日は無風!鏡のような水面とはまさにこのこと。
やべー気持ちがE~。しかも右側の画像見て。船上から水中を映したもの。10m底がくっくりと!!!きれいすぎる。凪すぎる。

名蔵の養殖場周りは自然のサンゴ礁が残っている貴重な場所。とにかくきれいで元気いっぱいのサンゴたちであふれています。

最終的にはこうしていきたい。ハマクマノミが集まる場所なんかもある。もちろんカクレクマノミもいる。電池切れで撮れなかった・・・。
まずは目を肥やしたところでメンテへGO!

マリンロード畑も順調順調。もろもりとしてきました。魚も増えたし、サンゴと共に成長しているのがうれしい。やっぱサンゴの周りに魚がいるといいっすね。

マリン畑横の養殖場。ある意味ここもパラダイス。どんどん景観が良くなる。魚もいっぱい群れています。すばらしい。


今回注目サンゴはこちら↓ タチハナガサミドリイシ。茶系かピンクっぽい個体が多い。養殖場内に数は多くないのでなかなか貴重。
大きくなると広がりを見せるから、今後が楽しみ。

最後はサンゴじゃないけど、ひそかに養殖場内で漁師さんが育てている「オオシャコガイ」。とにかくでっかい。なんでもサンゴの育成とシャコガイは関係があるらしい。
一緒に育てるといいとのこと。何はともあれ、でっかいです。。ヤバイのは指なんか挟まれたもんなら、完全アウト!!めちゃパワーで抜けなくなる。おお~こわ。

 

てな感じで、今回は終了。ではまたね~。

Vol.7 2019年03月15日

3ヵ月ぶり Ⅱ!

第7回 3ヵ月ぶり Ⅱ!

2018年12月を最後に気づけば3月!だいぶ開いてしまった。このサンゴ通信をはじめ1年が経過。よくもったもんだ!!!
ちなみにマリンロードサンゴ畑は植付けから、2年3ヵ月もたっちゃった。いや~ずいぶんな月日が流れたもんだ。「継続は力!」なんてスタッフに偉そうに言ってた手前、
とりあえずサンゴに関しては続いているので、あぶねーあぶねー。。。冷や汗もんです・・・。

今回もやってしまった。前回、気温は高いものの海風は冷たく気持ち寒い感じだったから、トレナーやら長Tやら、スウェットやらをもっていったら、日が出れば   暑い   
そんで一言「短パン・サーパン持ってきてないの!」だって!!!!!!!!
先言ってよ・・・・だってまだ3月だし。ということで「、またまた無駄に荷物を持ってきたところから、サンゴメンテはスタートです。

まずは今回のおとも、メグドンから!!!
養殖場の真上の船上からの1枚。ねじり鉢巻きがここまで似合う奴は「漁師 海人」か「メグドン」か・・・。
急にカメラ向けたら、ちょっと照れてるメグドンでした。

照れてる と思いきや、満面の笑みでピースきた!今回も頑張って(長時間潜水)メンテに行きましょう。

マリンロード畑のサンゴたち、もりもり育ちもう小さな固着材では小さくなってきました。
そろそろでっかいやつへ植え替えですかね。もう白化等よほどのことがない限り死滅はま逃れそうなくらい成長しています。

サンゴに隠れる魚たちも同じく成長し、日に日にでっかくなってきました。指サイズだったサンゴからいずれは魚が群がるサンゴの群体へなる。
いや~夢のような話ですね。そうなることを狙って育成しているので、なってくれないと困るのですが。それにももう少し時間がかかりますが、気長に見守っていきましょう。

養殖土台のパイプに自然に繁殖したハナヤサイサンゴ!!ひそかに見守りつつ、育成中。
今回の注目サンゴは↓こいつ。

サボテンミドリイシ。まだ成長途中ですが、大きくなるとサボテンそっくりになります。

大きくなると、こうなる。こうなるまで成長させたいところ。。。

アップするとこんな感じ。ボツボツとした突起が多く、先端は花が咲いたようでキレイ。

最後は養殖場内で見つけた、こいつ!
よ~く見てみて、何がいるかわかるかな?

 

完全同化していて?ですよね。実は・・・

 ↓ 

超でっかい、オニダルマオコゼ!!!
猛毒の持ち主。おお~こわ(汗)
もっと近づけという指示を無視しまくるメグドン。寄れ寄れというハンドシグナルを出していますが、「絶対無理!」的な、超怖い目つきで隊長をにらみ返すメグドン。
どっちが「怖い存在」なのか?分からなくなってきた。俺の方が怖かった(汗・汗・汗)

アップすると何となくわかります。なにもしなければ、じっとしてます。てか、じっとして眼前に魚が来たら”パク”てタイプのやつです。
動かずこの見た目だから、気付かず踏んじゃうことによってやられる例が多いので、着底時は気をつけてね。伊東には居ないけどね。

と今回はこんな感じでした。
ではでは。

Vol.6 2018年12月21日

今年最後のメンテ!

第6回 今年最後のサンゴメンテ!

世はクリスマス一色。ここ石垣も同様。ツリーやイルミネーションで飾られクリスマスソングが聞こえてくる♪
ピザーラはサンタで配達し、よく見るとタクシードライバーのおっさんまでもがサンタ!!!しかも帽子や上着だけでなく、見えない下まで全装備での気合っぷり。
写メっとけばよかった・・・。
そして相変わらずの意味不明な天候。太陽が出れば気温28℃~。Tシャツ・短パンを飛び越え裸でOK。
モコモコのジャケットを羽織っていった自分がバカらしくなるくらい暑い。体がついていかない・・・。汗だく・・・。
そんな私を見て、じもッピーが涼しげな顔で一言 「ちょうどいい」 ・・・・・・・・・・・・・恐ろしい、島人!!!
ではそろそろ本題へ、マリンロードサンゴ畑へLet's GO。

    

変わらず元気な状態。魚もいっぱいついてるし。畑らしくなってきた。

今回はちゃんと測ってみた、すでに15~20cm。あと10cmも大きくなれば産卵が見えてくる。いや~早く見てみたいですね。楽しみ楽しみ。

養殖場情報もいってみよう。まずは遠方の名蔵ネタを。

今回の助っ人は半分以上島人化している渡会ことメグドンと相変わらずハナヤサイ頭のタイガくん。いう間でもなくいっちゃってるポーズとってるのがタイガ・・・。
で、後ろに写ってる台にでっかい影が    ん・ん・ん・と近づいてみると。

「コブシメ」どーん!!!
しかも台の上下にいる。そういえば3月ごろにも産卵にやってきたコブシメ軍団が見られた気がする。まだ少し早いですが、下調べといったところでしょうか。
30cm以上は軽くあり、いやいや40cm以上かな、マジで怪物ですよ。メンテの間のプチ興奮の瞬間でしたね。

んで、ここからはいつもの養殖場。
そして、今回注目のサンゴはこちら↓。

左のサンゴ
Montiporamalampaya

右のサンゴ
エダコモンサンゴ

何が違うのと思うかもですが、実は全然違います。
どうみても、そっくりですが・・・。

じゃあアップしてみますね。

左のサンゴ
Montiporamalampayaは細かいツブツブ状

右のサンゴ
エダコモンサンゴはちっこい花柄のポリプ

見た目は似てるが大きく違う。
奥深いですね。少しまえなら同じ種と言ってたところ。

そしてついでに養殖場をプチファンしちゃった。

タテキン若魚、このサイズまで伊東では育たない。ハマクマノミ、かわいい。デバスズメ、いつ見てもキレイ!

最後は極小と500円玉サイズのトノサマダイ幼魚。隙間に隠れてちょろちょろしている。めちゃくちゃカワイイ。
メンテの合間にフィッシュウォッチング。心にエナジー注入し癒された隊長でした。
次回は、年明け1月予定。新たな助っ人も登場予定。
それでは、みなさまよいお年を!来年は皆さまと、サンゴたちによい一年でありますように。

Vol.5 2018年11月20日

秋の石垣!

第5回 秋の石垣!

ハイサイ!今回は前回の調査&メンテから約1月後という早いペースで来ている隊長です。
夜中出発し早朝の直行便にて石垣入り。到着直後に船降ろし午後にはサンゴ畑へ出向く過密スケジュール。
滞在期間は短めの5日間。鬼っすね。潜水時間は1本120分越え。それを3本、4本こなす日々。
「ここは石垣、マンタ見たいし、あ~ファンダイブしたい」と思うこの頃の隊長でした。
朝出船したら、あっという間の夕方、鬼すぎる・・・。(自分でスケジュールくんでるんだけど・・・。)
そして今回のお供も頭がハナヤサイサンゴのタイガくん。当然彼も同じ動き!ヘロヘロになってます(ごくろうさま)。

     

いつもは清掃前の状態から紹介ですが、今回はいきなり清掃後!相変わらず順調に育っています。隠れ家とする魚たちも日を追うごとに増え、完全定着中。
定着材のマグホワイトを徐々に覆いつくし針金などの固定は完全不要。ブンブン振ってももう取れない(振らないけど・・・。)

そして今回は、船で40分ほど移動した場所にある名蔵湾内の養殖場ネタを。
ここは数年前の大白化現象が起きたときにも影響を受けず、元気なサンゴ礁が広がる場所。じつはそこにも養殖場があります。すごくきれいなところだからファンダイバーもたくさん訪れます。。
超きれいなサンゴ礁は今度にとっておいて、そこで見られた奴をちょい紹介。

こいつは キツネウオの若魚。
なにがすげーって体色半端ない。蛍光青紫に黄色ラインという目立ちたがり。ちと写真がわりからわかりずらいけど、まじで見とれるほどビューティフォー。

うじゃうじゃいるウミヘビくん。なぜかこいつらやたら寄ってくる。別になにもしないけど。
陸上の蛇毒の何倍だか何十倍だかという おっそろしい猛毒の持ち主。おお~こわ!サンゴメンテしてると、気付くと股下にいたりする!!!
さすがにサーーーーーーと血の気が下がる。ホントなんもしないけど・・・。

すげー目に入ってくるツユベラ。あきるくらいゴロゴロいるから腹立つ。伊東でもこの時期よく見るけど、ここまで成長してる個体を見れないからすげーうらやましい。
このステージのツユベラをいつか伊東で見つけてやると、心に誓う隊長でした。
そろそろサンゴに戻りましょう。今回注目のサンゴはコレ!
クシハダミドリイシ!

この状態だと?な感じですが、よくいうテーブルサンゴ的な奴。横から見ると何となく平べったいのわかる?

最終的にはこうなる予定。早く見たい、サンゴっぽくってカコイイ。こうなることに期待してます。

アップするとこんなで、よく見るとポリプがもしゃもしゃ毛見たいのが生えてる。今後の成長が楽しみなサンゴです。
と今回はこんな感じでした。
最後は時間を置くごとによくなっている各種サンゴを集めた養殖場を見て、お別れです。さいなら~。てか、また来月だけど・・・。

Vol.4 2018年10月20日

3ヵ月ぶり!


第4回 3か月ぶりの調査!

季節は10月。伊東ではTシャツ1枚ではいられないのに、こっちはいまだほぼ裸でOK!快適でいのですが・・・。無駄に洋服持ってきちゃった。重いのに。
夏期間は動きが取れず3ヶ月も期間があいてしまったので、サンゴ状態がすごく心配。なので到着早々出発、休憩はさせてもらえません、トホホ。。。
水温も伊東は22°に対し石垣は26.5°。やっぱいいですね~ストレスなく潜れます。

   

早速マリンロード畑へ。
やっぱそうだよね。サンゴを覆い隠すほどの海藻が!!!!
難敵ウミウチワ。とにかくまずはメンテナンス。ちなみに奥でピースしちゃってる奴は今回のおとも、タイガくんです。頭サンゴみたいになってるし(笑)

 

他の畑も掃除して、改めて見ると・・・・めちゃくちゃ育ってる。3ヶ月放置状態でしたが見事に大きくなっている!!
親がなくとも子は育つ的なやつですかね。よしよし。

どうでもいいけど、もういっっちょタイガのピース。俺がきれいにしたバリのかんじですが、ん~3割ってとこですかね。

 
 

そしてよく見ると、ついてついてるお魚たち!。

 

ミスジリュウキュウきた~。結構いっぱいいる。しかもけっこうでっかいやつらが。。それもそのはず

15cmを越えてきた。これでもうそう簡単には折れない。白化は心配だけど。成長にしたがい魚もどんどんやってくる。楽しみですね。
んでここからは、違う養殖場のメンテついでに見られた奴らを紹介。

サンゴから顔出してるホシゴンベとテングカワハギのペア。ホシゴンベはたまに伊豆にもやってくるけどテングカワハギは来ないからすごく新鮮。

ハナヤサイサンゴに群がるデバスズメダイ幼魚。写真じゃ分からないけど   すっげーーーーーーーーーーキレイ。

カクレクマノミもGET。かわいかった~。
そろそろサンゴに戻りますが、今回注目のサンゴはこいつ!

イボハダハナヤサイサンゴ。
ブロッコリー・カリフラワーにしか見えない・・・。骨格も太くてすごく丈夫なサンゴです。
ちなみにこいつは、夜産卵せず昼間に産卵するタイプ。
アップするとこんな↓

表面は小さなボコボコ状でよく見ると一つ一つのポリプがびっしりついている。
デバスズメを紹介した時の隠れ家になっているのがこいつ。

どうでもいいけど、一番最初に紹介したタイガの頭を思い出して、ハナヤサイサンゴと同じだから。(ぷぷぷ)

タイガの頭でおわるのはどうかと思うので、最後は綺麗な養殖場でお別れです。
次回は11月。またね~。

Vol.3 2018年06月18日

魚が付いた!

第3回 魚が付いた!

ハイサイ、6月も終盤になり梅雨明け目前の石垣島。晴れの時は灼熱地獄、
雨の時はザーザーのスコールとコロコロ天気が変わるそんな微妙な時期です。

しかも台風や熱低が発生し、風の影響を受けまくり、今回の石垣サンゴメンテは
出来ずに終わると思うほど、海へ出れない日が多かった。

今回の日程は島をあげてのハーリー祭もあり、海へ出れないなら「ハーリー見れちゃうかも!」
という期待を込めていたのですが、そんな日に限っての凪!!!!
完全、トホホ・・・状態での出船にあいまったサンゴ隊長でした。
いやいや重要なのは【サンゴ】気持ちを切り替えてお届けします。

 

まず畑に到着し「まずは掃除か」と思いつつ、周りを見ると
白黒の物体が動いている。ムムムと近づくと・・・。
キター!成長したサンゴに魚が集まっている。
ついに魚の隠れ家になるほど大きく育った!!!
これはうれしい。頑張って育ててきたかいがあったもんだと、思わずガッツポーズ!
浮かれてばかりもいられないので、早速お掃除開始。

まずは掃除前のサンゴたちがこちら


ちなみにどこに魚たちがいるかというと、近づくとサンゴの隙間に隠れていないように見えるが・・・
こんな感じで隠れています。てか、見えないですね!!


 

もう定着材のマグホワイトがどこなのか分からなくなってくるほど大きくなった。

 
 

んで、きれいにしたのが、こちら

 

やっぱ、きれいになると気持ちがいい。
よく見ると他にもいろいろな生きものたちが見られます。

サンゴもきれいだが、サンゴガニの色も美しい。

  

赤丸部に注目。なんかいるのわかります?

  

よく見るとキイロサンゴハゼ。
めちゃくちゃカワイイし、真っ黄色でキレイ。今回の一押しですかね。

畑の周りにいつもいるトゲチョウチョウウオもオススメ!
ペアで徘徊してますよ。

掃除の後は大きな養殖場をチェック。

  

こっちは別世界。船係船用のちょっとした根(岩)には魚が群がり、賑やか。
ルリスズメのコバルトブルーがたまらない。
ちなみに根の事をこっちのいい方では「うろ」と言う。どうでもいいですが・・・。

レモンスズメダイなんかも普通にいる。うらやましい。

サンゴに話は戻りますが、今回の注目サンゴはこいつ。

ウスエダミドリイシ
こいつは黄色や黄緑色、ペールオレンジ系が多く、とてもキレイ。
養殖場内でもたくさん育成しています。
アップしてポリプを見ると

色もキレイですが、小さな花びらがいっぱいついているように見えます。
サンゴって知れば知るほど、調べれば調べるほど、不思議でキレイで奥深い!

次回はどんな発見があるのか、楽しみです。
ではではこのへんで。さいなら~。

Vol.2 2018年04月15日

そろそろ産卵!

第2回 そろそろ産卵!

こんにちは、4月に入り石垣の海も伊東同様水中環境に大きな変化が出てきました。
その一つが海藻。ちなみに沖縄といえば「もずく」。今、収穫の最盛期で漁師さんたちは大忙し。
毎年沢山のモズクをいただくので、マリンロードに来れば、食べられるかも。
話がそれてしまいましたが、とにかく沢山の海藻が幅を利かせています。
その一つがこれ!

私たちの中ではラーメンと呼んでいます。
こいつが、サンゴに絡まりまくるという、かなりやっかいな奴です。
他には伊東でも沢山見かけるウミウチワや

チャツボボヤ(海藻じゃないけど)というホヤ。こいつ、超柔らかくすぐつぶれる。
しかも、つぶれると、ぬめぬめで緑色になるという厄介な奴!!

まったくこの時期は海藻が元気すぎて困ります。
すでに、石垣の水温は25°台に突入。伊東と比べるとそこはありがたい。
ストレスなく潜れます!

海藻の話は置いといて、、、肝心のマリンロード畑のサンゴたち。
すくすく成長してますね。でっかいやつはすでに手の平サイズ!!!
最初は小指ほどの大きさだったのに。1年でこの成長っぷり。

よくサンゴは「長い年月をかけないと大きくならない」なんて耳にすると思いますが、
そんなことなく3年もすれば、何十センチにもなり、産卵できるようになります。
もちろんサンゴ礁になるには時間がかかりますが・・・。

当然メンテナンスもばっちり。
メンテ前がこちら。毎回これ見るとガッカリする。

メンテ後は

ん~気持ちいい!
とにかく、無事に成長しているので、産卵まで見守りましょう。

そして、畑横の養殖場は、すでに産卵できるサイズのサンゴたちがずらり。
こちらはお見事なサンゴがいっぱい。
種類もたくさんあり、もうプチサンゴ礁!
と、その前に養殖場への途中に見つけた生きものも紹介。
ムラサメモンガラ。
伊東に季節来遊漁として南方種がやってきますが、こいつは来たことないですね。
実に新鮮!!

    

そして養殖場は

    

やっぱいつ見てもでかくて立派。当然このサイズになると魚が集まってくる。

フタスジとミスジリュウキュウスズメダイたち
これ見ると、沖縄を感じちゃいますね。

それと、ひそかに毎回観察しているやつがいます。
養殖場の船係留場所の横に住んでいるサザナミヤッコ。
最初は500円玉サイズだったのが、今や15cm以上はある。

     

サンゴだけじゃなく、フィッシュウォッチングも楽しめるのがいいですね。


今回の注目サンゴは「マルヅツミドリイシ」
青や黄色といった色が多く、とても鮮やか。しかも先端部が丸い筒状になっているのが特徴。

アップで撮るとすごく、きれい!

サンゴってこうやってポリプを見て種類を見分けるんですよ。
色はあてにならないし、似たようなのがいっぱいいて、見分けるには
ちと勉強が必要。いまだ?なものばっかで、日々勉強してますよ。
んで、各種をアップで見ていくと、これまたいろいろ生きものが見えてくる。

 

このエビ極小(1cm以下)で透明だから見えづらいのですが、見ていくうちに
沢山見つかります。隠れ住んでいるのを見つけるのも楽しいですね。

そして養殖場のサンゴたち、すでに30~40cm以上の大きさがあり、
今年5月末の大潮付近で産卵予定!!いや~楽しみですね。

色とりどりでほんとキレイですよ。
ぜひ、皆さんも見に来てくださいね。
そして今回も養殖場に群がるデバスズメダイたちを見てお別れです。
今回は動画でどうぞ!!

  
Vol.1 2018年03月07日

マリンロード畑って何?

ハイサイ!
マリンロードスタッフ中水です。

只今、石垣島に来ています。
信じられないことに、すでに石垣は「夏」を感じる暑さ!
なんと気温は28℃!!!あまりのギャップに頭と体は混乱です。

それはさておき・・・・ツアーで来ているわけではありません。
石垣島のサンゴメンテナンスで来ています。
実はマリンロードは石垣の海に専用のサンゴ畑を持っています。
みなさん知っていました。すごいでしょう。

さかのぼる事1年3ヶ月前、サンゴ再生プロジェクトに参加したマリンロードはその時、専用のサンゴ畑を持つことができ、
その畑へ植え付けを行いました。

プロジェクト開始の少し前に沖縄地方を大白化現象が襲い多くのサンゴが被害にあり、海に精通する私たちが「今できる
ことを」を合言葉にプロジェクトへ参加したのが始まりです。
あれから定期的にチェックにn来ています。

ということで、マリンロードのサンゴ畑の今とすぐ横にある大きな養殖場の様子を作業の合間にプチファンダイブとしてお
届けします。。

まずはマリンロードサンゴ畑

ん~、何だか分からないですね。じつはメンテナンスお掃除前の畑がこれ。
メンテ後・・・・・

サンゴが浮き出てきた!お手入れしないと、海藻やらコケやらでジャングルと化してしまいます。
サンゴはデリケート!水温変化や太陽光、水質や他生物の食害によって生育状態が変わってきます。

放置しておくとこんな!海藻でサンゴが見えない。

だから定期的にメンテナンスを行っています。
ちなみに、お掃除真っ最中はホマちゃん(ホマレ)

キレイにすると美しいサンゴがあらわに!!

こいつはヤッコミドリイシというサンゴ。
茶色にピンク模様がなかなかかわいいやつです。

このサンゴたち、マリンロードのゲストの方々が植えつけたものなんですよ。
自分が植えたサンゴが成長し産卵、そこから自然のコロニを作りサンゴ礁へと変わっていく、
めちゃくちゃ夢がありませんか。
想像しただけでワクワクしますね。

サンゴ植え付けは誰でもご参加いただけます。またツアー組むので、今度は皆さんの手で夢
を現実に変えていきましょう。

そしてそんな畑のそばには5000本にも及ぶサンゴ養殖場があります。
ここはいろんな種類があり、色とりどり。しかも大きく成長したサンゴたちには生き物が集まっ
てくる。ここで十分ファンダイブ出来ちゃいます。

今回は先ほど紹介したマリンロード畑で植え付けた種のヤッコミドリイシに注目。

養殖場のヤッコは”でかい”さっきのサンゴが成長するとこんな感じになります。
フタスジ・ミスジリュウキュウスズメダイが集まり、サンゴ礁のイメージそのもの。
そして、そんな横にはデバスズメダイの大群!!

これは綺麗。メンテにいった私が癒されちゃってます。
とにかく、デバ!

デバ!!

100%みられるのもいいところ。いない日はないので最高です。
他にも伊東ではどれをとってもスターとなる生きものたちであふれています。
サンゴに隠れるハゼやカニ、砂地にもいろいろいるし、今なんかどでかいコブシメ!

でけ~~~~~~~~!!!!!!!
まるで怪物。興奮したー。

サンゴをみてもよし、フィッシュウォッチングしてもよしで、すばらしい石垣の海でした。
今後も定期的にご案内しますね。ではでは。。。。

南ぬ島より中水ことタケでした。

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